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木から落ちたリンゴは元には戻らない

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友人に勧められた米津玄師の魅力と感想

近頃はボカロ文化も次第に薄れてきているが、若者を中心にまだ根強いファンがいるし、テレビに出ずともネットだけで音楽活動する人も少なくない。

中高生および若者に人気のある「米津玄師」という人をみなさんはご存知だろうか

 

私はこれでも結構曲を知っている方で、ボカロ、洋楽、ジャズ、ゲームミュージックからクラッシックまでジャンル問わずに聞く方ですし、WALKMANにも無駄に5000曲くらい無作為にぶち込んでます。

そんな私が最近友人に勧められたのが米津玄師さん


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米津 玄師(よねづ けんし、本名同じ、1991年3月10日 - )は、日本のミュージシャン、シンガーソングライター、イラストレーター、ビデオグラファー。徳島県徳島市出身。O型。所属レーベルはソニー・ミュージックレコーズ。別名義はハチ。第57回日本レコード大賞にて優秀アルバム賞を受賞。

 

Wikipediaより

 

 

もともと存在は知っていましたが、自分の頭にあった米津玄師さんの部屋にはアイネクライネとハチしかありませんでした(笑)

 

米津玄師=ハチ

そう、米津玄師さんは何を隠そうあの「ハチ」さんと同一人物!!

https://g.co/kgs/dYDLuu

https://g.co/kgs/QhpEFa

https://g.co/kgs/AZEfbR

ボカロの曲に少しでも興味を持った方は知らない事はないほど有名な曲ですね!

 

米津玄師さんは最初は「ハチ」という名でボカロPをしていました。しかも高校生の時点で作詞作曲を手がけて、ニコニコ動画でミリオン動画を達成するほど…

既に才能の片鱗を見せていましたね…(驚愕)

マトリョシカなどを見ればわかるとおりこの時点で、絵も自分で書き、変態フレーズ(褒め言葉)がたくさん使われている。

そう、リンネ等も聞けばわかるが「いままでにないリズム感」を魅せられることになる。

これは本当にすごい事で、その不思議なリズム感と独特の曲調に聞くものの心を打ったのだろう、途端に人気曲となった。

 

そして産まれるDioramaという化け物

“天才とバカは紙一重”の不協和音、おいしく使う驚きの新人を見つけたよ! - 日経トレンディネット

この『ゴーゴー幽霊船』は、音色の組み合わせがすごく新鮮で驚きました。ほかの誰のモノマネでもなくて、世界で米津さんにしか作れないようなオリジナルなサウンドだね。サビのメロディーも超キャッチーで、一度耳に入ったら、耳の中に何日もずっと残ってそうなくらいじゃん。

 注目してほしいのは、この曲の中に、最近のDTMサウンドの“あるある”的な現象が2つも入っていることです。

 まず1つ目は、調和しない音をあえて一緒に鳴らす、「不協和音」の使い方がおいしいこと。メロディーの中にときどき“船酔い”みたいな不思議な感覚が混ざるんだよね。DTMを作っている人たちって、音楽の知識がすごく豊富だから、普通のありふれた音階のメロディーには飽きていて、冒険的なメロディーにチャレンジしたがる人が多いんだよ。

 不協和音の使い方はプロのミュージシャンにとっても難しくて、“天才とバカは紙一重”っていうところもあります。ヘタに使うと、曲がまとまらなくなっちゃうことも多いんです。でも、この曲はその成功例だね。あまりにうまく使ってるから、一般の人は、どこが不協和音になってるか、言われないと気づかないんじゃないかな。この現象は、実はももいろクローバーZのプロデュースでおなじみのヒャダインさんの曲についても言えることです。

 もう1つの「DTMあるある」は、ギターのフレーズがいい意味で変態っぽくて、面白いこと。DTMの人たちはプロのギタリストじゃない場合がほとんどだけど、だからこそ逆に、普通のギタリストが思いつかないようなヘンテコなフレーズをたまたま見つけて、面白い使い方をしている場合が多いんだよ。

 この曲で言うと、ラストの近くに出てくるギターなんかがまさにその例。ひょっとしたらギターの音をサンプリングしてキーボードで弾いてるのかもしれないけど、どっちにしろ、本職がギタリストの僕にとっては、すごく興味深いサウンドだね。

 

そう、心地いい不協和音と海外からも評価される価値のある1曲『ゴーゴー幽霊船』が入っている。(個人的にはviviとか街も好きだが)

これは必聴である。音についてそんなに詳しくない人でも聴けば「この音の感じ今までにないな…」と分かって欲しいです。

そしてDioramaのクロスフェードをどうぞ

米津玄師 1st Album『diorama』クロスフェード - YouTube

 

どこか不気味なサウンドと独特の音作り、見えない歌詞と白黒の絵

 

この雰囲気を覚えておいてください。

 

 

そして変わっていく曲調

わりと米津玄師さんを追ってきた友人やファンは気づいているようですが(というかにわかでも多分気づく)米津玄師さんは曲調が大分様変わりしてきています。

よく作詞作曲を自分で手がける歌手はその人を取り巻く環境や心が変化すると曲にもダイレクトに変化が起こると聞きます。

では去年発売されたBremenのクロスフェードを聞いてみましょう

ん?と思ってください

明らかに曲全体が明るく、色づいた雰囲気になっており、歌詞も前向きというかどこかハッキリしているように思えます。不協和音は消滅し、シンプルなメロディーラインで万人受けしそうですね!!

これを「個性が減った」「あの頃の米津が良かった」「なんかつまんない」ととる人もいるようで、賛否は分かれています。

 

この明らかな変化、ちなみにメディアへの出演は断り続けている米津玄師さんもめざましテレビに1回だけ出たことがあり、その時は「いままで1人だったので最近は飽きてきた。他の人と共演したりもして刺激が欲しい」と言っていました。昔の米津節に惚れたファンは心苦しいところもあると思いますが、米津さんが好きなのか、あの独特の音楽が好きだったのかによると思います。

 

 

変化の中間を彩る『Yankee』というモンスター

ここまでいきなりの変化を見せたわけですが、実はその中間に「YANKEE」というアルバムが出ています。おそらく一番人気じゃないでしょうか?

私も三つ全て買いましたが、このアルバムが一番面白かったです。なんというか混沌としてましたね。1曲1曲に外れがないというか雰囲気がバラバラでそこがまたいい!!dioramaとBremenを足して2で割った感じですかね〜

 

このアルバムにはYoutubeで2千万再生を越える「アイネクライネ」が収録されています。

有名すぎますねコレは(笑)ニコ動でも音楽カテ常にランキング内にいる感じですし…

 

あたしあなたに会えて本当に嬉しいのに
当たり前のようにそれらすべてが悲しいんだ
今痛いくらい幸せな思い出が
いつか来るお別れを育てて歩く

誰かの居場所を奪い生きるくらいならばもう
あたしは石ころにでもなれたならいいな
だとしたら勘違いも戸惑いもない
そうやってあなたまでも知らないままで

あなたにあたしの思いが全部伝わってほしいのに
誰にも言えない秘密があって嘘をついてしまうのだ
あなたが思えば思うよりいくつもあたしは意気地ないのに
どうして

消えない悲しみも綻びもあなたといれば
それでよかったねと笑えるのがどんなに嬉しいか
目の前の全てがぼやけては溶けてゆくような
奇跡であふれて足りないや
あたしの名前を呼んでくれた

あなたが居場所を失くし彷徨うくらいならばもう
誰かが身代わりになればなんて思うんだ
今 細やかで確かな見ないふり
きっと繰り返しながら笑い合うんだ

何度誓っても何度祈っても惨憺たる夢を見る
小さな歪みがいつかあなたを呑んでなくしてしまうような
あなたが思えば思うより大げさにあたしは不甲斐ないのに
どうして

お願い いつまでもいつまでも超えられない夜を
超えようと手をつなぐこの日々が続きますように
閉じた瞼さえ鮮やかに彩るために
そのために何ができるかな
あなたの名前を呼んでいいかな

 

(歌詞の一部を引用)

米津玄師の曲は「愛」や「恋」について歌が多いと聞いていた友人が言っていました。確かにそうなんです。聞いてみると大体が恋だ愛だ多いんで、「中高生に受けるのはそこかー」と勝手に納得していたのですが…

意外や意外、このアイネクライネも深い深い読みをしてる方もいらっしゃるようで

「これは好きな男の人が死んでしまって、悲しむ女の歌だ」と意外とブラックな歌詞だという人がいたり…歌詞の解釈なんて人それぞれですし、イラストも米津玄師さんが付けているわけですが、この歌で何を伝えたいかなんて野暮なことは明言してませんし、色々考察があって面白かったです。

 

ですが、この歌詞とMVを見た私の感想としては「歌詞の明暗と曲の静動を分けていて面白いなー」と思いました。どうして、どうして、どうして、でサビまでの盛り上げなど流石というか意図して作られている曲調の中で歌詞が響いている感じがして(うまく言葉にできないのですが(笑))

 

そしてこれから

映画の主題歌まで歌ったり、CMソングになったりと、次第に活動の幅も広がってきた米津玄師さん。ファンの中では「有名になって欲しい」「もっと評価されるべき」という人もいれば「アンチが増えそうで嫌だ」「昔のような孤独や孤高な米津が好き」という人もいてなんとも言い難いですが、これだけの曲の幅を作れる人ですから、またきっと昔ガヨカッター層を虜にする曲を生み出すでしょうね!!

この動きようよッ!!

すごく前向きで明るくて聞きやすくもオリジナリティある曲ですね!

Bremenとはまた違った方向へ進んだ感じですかね?

 

言い換えるならばdioramaが深夜(音が少なくどこか寂しい)→Yankeeが夜明け(パステルというか太陽が昇ったな~という雰囲気)→Bremenは(アンビリーバーズが全てを代弁している)→今は(曲調がなんとも楽しい)

 

 

MVも本人登場率が上がってきていますね!

実際に絵を書いているのもありますけど、実際に登場してても絵を書いたりしているし(笑)

 

色々聞いて思ったのはこの方は凄く努力家だと思いました。MVの絵も過去の曲も含めれば何百枚、いや千枚を超える量を書いていると思いますし、曲もそんなポンポン出るもんじゃありません。めざましテレビでも「自分は書くのに1週間くらい悩んだりします」と仰ってましたが、創作活動というのは一言で言い切れないほど大変な面もあると思います。

地道な努力があってこその、周りを惹きつけるメロディーと絵があるんでしょうね

天才ではありますが、努力家でもあると思える非常に尊敬できる方でした。

 

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