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Macbook PRO late2016 意外とベストバイかも知れない件

さぁさぁ秋のこの季節がやって参りました。北米では入学シーズン。日本では受験生(他人事ではない)も大学生活に向けて努力をしている季節です。

そんな中AppleのMacbook PROが数年ぶりにリニューアル(噂ではiMacや新型ディスプレイもあったが来年になった模様)

それが…


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Microsoftの宣戦布告!? 「Surfaceを買うならMacbookを下取りする」キャンペーンを開始|ギズモード・ジャパン
これだ!!

おっと失敬、これは数日前にmacbookに宣戦布告したSurfacebookでした。



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これが新しいMacbook pro

既に様々なサイトで色々言われていますが、ここではそれらを見なくていいようにギュッとまとめてご紹介



全く新しいボディ、薄くて軽くて持ち歩きやすい13インチはまるでMacbook airのよう。さらにtouchtoolバーで今までよりグッと効率的に、クールな作業ができます。

パワフルで美しくなったスペック。サクサクヌルヌルな最新(一個前)CPU、従来より沈んだ黒と鮮やかなディスプレイ。

色を選べる楽しさ。従来までPROはシルバー一択でしたがこの度スペースグレイが登場。シックな落ち着きのある色です。

Appleっぽくいうとこんな感じ。…ウン




ざっと2015年のと比較するなら

【比較】15インチ型「MacBook Pro」の新旧モデル(2016と2015)のスペック・仕様を比べてみた | gori.me(ゴリミー)


本体が0.25cm薄くなった

幅が0.96cm小さくなった

奥行きが0.64cm小さくなった

重さが0.21kg軽くなった

Appleロゴが光らなくなった

ディスプレイが67%明るく

コントラスト比も67%高く

標準的なRGBより25パーセント多い色を使用することができるようになった

Intelの第6世代チップを搭載ストレージがオプションで最大2TBまで搭載可能

RAMがの動作クロック数が2,133MHzにGPUは「Radeon Pro」を採用

オプションで「Radeon Pro 460(4GB GDDR5メモリとグラフィックス自動切替機能を搭載)」に変更可能

下位モデルでも独立GPUを搭載

ポートはすべて「USB-C/Thunderbolt 3」にヘッドホン端子は健在

ファンクションキーが「Touch Bar」にTouch IDを内蔵

スペースグレイが選択可能になった

電池持ちが1時間長くなった

んで触った感想

店頭で触れた友達が色々教えてくれたのでザッとまとめます。

まず、キーボードの心配今年初っ端からあった無印macbookのキーボードはカタカタキーボード(いつも叩いてる感触)というよりペタペタしてる感触でした。これが賛否両論で触ったことない人は一度触った方がいいかと…こればっかしは感覚なので善し悪しは人によりけり…
友人曰く「Appleは改善を図ったつもりかもしれないが、カタカタという感覚を感じることは無い。」とあまり期待はできない。薄型化の犠牲の一つとも言える

次に明らかに感じる進化点手に持って思ったのは圧倒的な軽さ友人は2013年のmacbook proを使っているが、厚さや大きさなんかよりもその重さに驚いた。それでいてスペックが上がっているんだから素晴らしい。
持ち歩くノートパソコンの根底である携帯性が上がっているのは高評価。また画面も惚れ惚れする美しさで2015年のものと比べても向上がすぐに分かるレベルだと言う。サクサク度合いも普段使っている2013年よりは当たり前だが高速になっており心地よい操作感だそう


新しいタッチツールバーはまだ発売されていないのでなんとも言えないのが現状だが、実に面白く先進的な試みだと思う。
ファンクションキーを消すという大胆だが操作感が気になるところ





AppleとPROユーザーのズレ

新MacBook Proから他の端末とつなぐのに必要なポートのほとんどが消えた | TechCrunch Japan


このPRO他でも言われている通り、ポートがUSB typeCが4つという変態設計である。
こんなことをしていいのか?

Appleといえば先日発売されたばかりのiPhone7からイヤホンジャックを廃止したことが耳に新しいが、今回はSDスロットも最も汎用性に高いUSBポート(A)もHDMIもぜーーーーーんぶ廃止。

全ては薄く軽く無駄のない設計の為

Appleは最低限とシンプルさを愛しこれまでも端子を少なくしてきましたが、それらは意味のある廃止でした。だが今回はどうだろう。意味…(;-ω-)ウーン

今出ている無印Macbookも実はポートがひとつしかない設計になっている。だが、これとPROを一緒にするのは違うだろう。と思うには私だけだろうか? macbookはネットブラウジングやブログ作成、文章作成や表計算などスペック的にライトな使用向け。
これ1台で持ち歩いて充電したり、たまーにデータ転送程度にポートを使うくらいだろう(まぁ人によるけど)

それにひきかえMacbook proは動画編集や写真加工、プログラミングなどなど重い作業もできる凄い子。それゆえにユーザーは自分のカメラやスマホ、USBなどでデータを送ったり受け取ったり、HDMIに接続して大きな画面に映し出して作業することもあるかもしれない…

アンタそれをいちいち変換ケーブル繋げってか!?

って話ですよ。Bluetoothイヤホンが未来だ。と言い切ってiPhone7から消したように、USB-Cこそが未来だと提示したわけです。
Bluetoothイヤホンは安いものから高いものまでかなり出回っていますし、変換も付属品で代用できる。
USB-Cはまだ周辺機器はほぼ「変換器」とUSB-Aとのケーブルのみだ。

これはPROユーザーが求めている仕様ではないとここでハッキリ言っておこう



Surface bookは方向性が定まった模様

macbookの真似をして薄く軽くするわけでもなく、Microsoftらしい無難なところに落としてきました。
Microsoft、「Surface Book」の下半身を強化、GPU性能2倍/バッテリ30%延長に - PC Watch

処理的なスペックは独立したGPU、16時間持つバッテリーなどなど新しいMacbook PROよりパワフルですし、2in1というタブレットとノートで使い分けられる「Surface book」初代の最大の特徴を受け継いでいます。
無骨なボディですが、ポート類もしっかりUSB-AやSDカードスロットなど完備。

「究極の一台」と釘打ったこの製品はパッフェ全部乗せのようなノートパソコンで、価格も最低二十万円以上ですが、これだけやりたい放題できるノートパソコンはありません。

ただ、すべてを求めるユーザーならまだしも、タッチディスプレイである必要性を感じなかったり、2in1である必要を感じないならその他のお手頃なPCで良いのがwindowsのいいところ。

旧MacbookPROユーザーも手を出したくなる1品、最新のwindows10はだいぶ改善されておりMacにしかできなかったこともできるようになってますよ☆


んじゃどっちなんだよ明智くん

決められません!!
この二つのコストパフォーマンスで言うならSurface bookでしょう。
Macbook PROを同価格までカスタマイズしてもそれは揺るぎません。勝っているのは綺麗すぎるディスプレイと他では味わえないトラックパッド、そして携帯性でしょう。
ただ、実用性があまりにも意識されていないのでそこが考えもの…


私はApple製品を買うことは腕時計を買うことと似ていると思います。10万の腕時計も1000円の腕時計も「時間が分かる」という機能に関しては差はなく、どちらでもいいです。
ですが、高い腕時計はそれだけの「所有感」「精巧さ」があります。MacでいえばMacOSは他のどのパソコンでも味わえないわけですし、いくらコスパが悪かろうと「所有感」がそれを上回るから使うわけで…


関係ない話でしたね。

私としては本当の穴場は「型落ちした2015年モデルのMacbookPROが狙い目」と踏んでいます。


公式サイトにも「整備済み製品」という名の型落ちストアがあるのでそこから手頃な価格で買えます。私が見た時はtoolバー付きのmacbook13インチモデルと同じ価格で15インチのMacbookが買えました(笑)


windowsはSurfaceである必要はありません。自分の使用状況に合わせて選べるのがwindowsの良さなのでここに応じて…と言ったところでしょうか。



さてさてPRO大幅改正とAirの存在を消し去ろうとするAppleの決断はどうなんでしょうか