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木から落ちたリンゴは元には戻らない

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【追記あり】E3 注目度1位の「ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド」最新作にふさわしい任天堂の本気を見た


FINAL FANTASY XV レガリア TYPE-F/ファイナルファンタジー15


FINAL FANTASY XV 水上の都市 オルティシエ/ファイナルファンタジー15

世界中のゲームの最新情報が集う祭典E3 2016ついに終わりを迎えました。

去年ほどの驚きの連発ではなかったものの、BF1やスリムになったXBOX ONE,PlayStationVRの発売日の発表など、賑わせましたね。

FF15とかは情報小出しにしすぎと言いましたが、発表すればするほど神ゲー臭で溢れています。緻密に描かれたグラフィックはもちろん、下村氏の音楽、アクションだけでなく擬似ATBも楽しめる戦闘、まさにFF史上最高傑作を目指していると思います。(FF7 remakeはFF7を超える作品が出るまで出さないと言っていたように)


…おっとタイトルをまだ回収していませんでした。


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 どこまでも広がるフィールド、油絵というかトゥーン調の温かみのあるグラフィック、空は水彩画のような自然な美しさ、シンプルなアクションの戦闘、そして今までの集大成のようなリンクのアクション、どれもが期待していた通り、いやそれ以上の内容を見せた「ゼルダの伝説 新作」

発売日もまだ決まっていないのに、この注目度は流石ゼルダブランドといったところ。

最新作、ゼルダの伝説「ブレス オブ ザ ワイルド」の実機プレイがE3にて公開された。武器は使っていれば壊れてしまう。強い相手を倒すことでより強い武器を手にすることができる。今回からは、草むらを刈ってハートで回復するのではなく、食べ物で回復するなど今までのゼルダの伝説とは異なるものとなっている。

げーれぼ速:最新作「ゼルダの伝説ブレス オブ ザ ワイルド」はサバイバル要素あり!食べ物でハート回復、武器は現地調達!

目覚めの場所は、神秘的な場所。

剣と魔法ではなく、何かのテクノロジーのような場所から始まる。

リンクは宝箱から入手した、服やズボンを着ることで身につけることができる。(もちろんハダカプレイも可能)


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今度のゼルダは画面上に初めから(X)ジャンプで、自由に飛び跳ねることができる。このジャンプを使い、壁や崖、木なども登ることができる。

落ちている木の棒を拾えば、武器となり装備する。この世界に落ちているものは拾ってアイテムとして獲得する。木の下にはキノコ、木の上にはリンゴなど。はちの巣をたたけば蜂蜜など、色々な方法で入手できる

走ったり、何かアクションを行うことで減っていき、一定時間で回復する。世界にあるものに対して色々アクションができる。岩を転がしたり、タルやツボを投げるなど。

焚き火のおじさんの近く、切り株に「オノ」が刺さっている。このオノで、木を切り倒して、橋にしてしまうこともできる。切り倒した木は丸太、さらに薪にすることできる。

敵を倒すことでシールドをゲット。武器には耐久性があり、使っていると壊れる。

敵を倒すことで、もっとよい武器を手にすることができる。現地調達して、サバイバルしながら物語は進む。


戦闘時、うまく避けるとスローモーションとなり、攻撃しやすくなる。

リンクが傷ついてハートゲージが減ってしまったら、拾った食べ物を食べよう。食べ物アイテムの右下の欄にはハートマークが付いており、食べることでその分ハートを回復できる



 やべぇワクワクしかしねぇ…

任天堂は作りが丁寧ですからね、きっと期待以上のものが遊べるでしょう(まぁ時間もそれだけかけてるけど)ようはMinecraftのように、回復するなら食事、昼夜によって生態系が変わり、武器に耐久値が生まれた。というのが大まかな変更。
特に大きいのが「いきなりラスボスに行ける」「壁もよじ登れる」というところじゃないですかね?

ラスボスにいきなり行ける、というのは実は最近のゲームには珍しいことではなくわりと普通にあったりする。だが、任天堂らしくないといばそうなる。
ストーリーは?どこに行けばいいの?
とならない工夫がなされているのだろうか…
「世界は与えます、リンクで生き抜いてこの世界を楽しんでください」という楽しませ方は日本人受けは厳しいし、そんなのゼルダの目指す方向性じゃないとおもいます。

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 壁をよじ登れるのはいいですね、でもこの絵の感じと広いフィールドを見てなにか感じない人はいないでしょうか?

 

 ワンダと巨像

ワンダと巨像

 


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 そう、この作品。今作フォントも含めて全体的にこのゲームと近いものを感じた人も多いはず、風の谷のナウシカといっても近いのではないでしょうか?


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今作の爆発エフェクトが個人的にかなり好きです

 

まだプレイアブルのものはネタバレ防止のため村などがないそうですが、製品版はあると聞いて安心、トレーラーを見ても廃城はあれどハイラル城がないので不安であったのでよかったよかった。でもその村も別に行かなくてもいいなんて…なんて素敵なんでしょう(笑)


制作に延期を重ねただけあって、相当なクオリティに仕上がった模様、未だに発売日が出せないのはNX版を待っているから?

開発状況はもう完成に近くても良さそうだが…一体どうなるのか…

そして時系列的には最も最新にあたるようだが、どことなく時オカを思い起こさせるアイテムが…これからの続報、そして発売日発表に期待です(`・ω・´)b


:追記


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シリーズ最新作『ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド』のおおよそのワールドサイズが分かってきました。海外サイトEggplanteが1時間の体験プレイ中に検証したところ、全体のマップサイズは約360平方キロメートルにもなるものだったと明かしています。
グリッド表示になったマップの体験版で行けたのがあの、1ブロックのみ。単純計算でサイズを図った結果である。

ちなみに他のゲーム達

Just Cause 3    1036km2 

Just Cause 2  約1000km2 

XenobladeX    約400km2 

The Witcher 3 約136km2 

GTA 5     約127km2 

RDR      約72km2 

Skyrim        約40km2 

Dragon's Dogma   約6km2 

まぁ単純計算でなんともいえないですが、相当広いと思っていいでしょう。まぁオープンワールドを謳う任天堂はそんな箱庭じゃ満足しないっていうわけですよ。

□E3の試遊を見て思った私の感想

地滑りやよじ登りアクション、単純な殴り合いの戦闘だけでなく任天堂特有の戦い方(弱点が途中から出てきて叩く)ようなことも出来ていて、動かしていて楽しそう

高低差がかなりあるマップ、降りる様は風を感じられるレベルで楽しそうだったが一気に上に上がる方法はないのだろうか?とは思った。あくまで滑空用にアイテムがあるだけなのだろうか?

エポナで草原を駆け抜ける様は見ていても爽快、他にも雪山や砂漠、火山地帯など色とりどりのエリアがあり飽きさせない作り。

モブや村、街を配置していないのか仕様なのかわからないが、移動が退屈になりそう。広いだけでダンジョンとダンジョンを移動する間何もなくてはただの雰囲気ゲーに成り下がってしまう。「あの塔なんだろう…登ってみよう」「うさぎを追いかけてたら兎しかいない洞窟に迷い込んだ…」「何気なく祠を抜けたらその先にまだ見ない村があった」などなど-冒険する楽しさ-を重視したマップ作りに期待したい。

風景は綺麗だが、風景を楽しむだけの移動では「ゲーム」としてまだ二流、移動+ドラマが欲しい。それが臨時クエストであったり、ストーリー関係ないダンジョンであったり、クソ強い敵であったり、他のゲームのいい所を吸収してもらいたい。

バイオハザード7やゼルダの伝説に言えることは、「老舗ブランドであり先駆者でもある彼らが海外に追い抜かれている」現状を打破しようとしているのがわかった。バイオハザードは他のホラゲーのいい所を吸収しつつバイオハザードしようとしている。ゼルダもそういうスタンスが求められているのだ。


さらに追記:NX版はほぼ確定でもちろんWIIUより描写範囲、その他の処理諸々がよくなるだろう。WIIU版に何か良い点を付けないと全く魅力のないマルチになってしまう。

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上は2014年、下は今年のプレイ動画、上は恐らくリアルタイムではなくプリレンダだろうが、NXでここまで描けるというのなら下の画面がうんこ以下である。遠景がここまで描けたらバケモノスペックのpcですよね…