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日本語版fallout4は大満足かと思いきや賛否両論!?

ついに発売した日本語版fallout4!!
海外でも高評価が続出しましたが、私の思ったより高評価でも無かったのです。
...いや...でも現在日本のPS4版のレビューやYoutubeを見てると楽しそうで何よりでしたが、何かつっかえるモノがあるのです。

現にIGNの今年のGOTYはMGS5でしたし、ウイイレと同位でしたよーfallout4
発売当初の北米ではこんな声も

  • [PC]クラッシュして再起動を余儀なくされる事が多い
  • クエストのストーリーも内容もめんどくさいしつまらない
  • 7年も待ったのにFalloutは単純化された
  • グラフィック:3/10 UI:0/10 ストーリー:2/10
  • これはシューティングゲームであり、RPGではない
  • 最適化不足、バグ豊富、クラッシュ、酷いアニメーション、酷いAI
  • 数時間遊んだだけでマップ上でたくさんのバグを見つけた
  • バグのためゲームを進行できなくなった



Fallout4

Fallout4

なぜこうなった?


以前私の友達の家で遊んだ時にマップに関して私があーだこーだ言いましたが、それ以外に関してあまり書きませんでした。
1時間ちょっとしか遊べなかったので、見落とした物もあります。今回はあまり信憑性は薄いAmazonレビューとその他のネットの意見を踏まえて、fallout4のココがアカン!っていうポイントを摘んで行きます。

その中でも特に素晴らしいレビューを書いた方を紹介いたします。

  かるま00さん
待ちに待っただけあり、やばいくらいの中毒性を持っています。
ですが、前作をプレイしていると、ちょっとここは・・。と思うところがありましたので、それを踏まえてレビューさせていただきます。
なお、前作からどう変わったか説明するために、前作を含めて多数のネタバレを行うと思いますので、ネタバレNGの方はご注意を。
(前作はフォールアウト3を指します。ニューベガスはNVとします。)
環境
CPU:コアi5-4590(ハスウェルリフレッシュ)
GPU:GTX980
プレイ時間
およそ50時間
評価できる点
・前作とNVから変わらない高い自由度
初期イベントが終了したら、はいさようなら。
チュートリアルすらありませんw
いつものベセスダです。
慣れていない人は、攻略記事を記載したブログなどを見ながらプレイすると良いかも知れません。
慣れている人は、さっさとボルトを出て、思いのままに旅しちゃってください。
大幅に拡張されたクラフト要素
武器や防具は勿論のこと、パワーアーマーやお薬も作成できます。
更に、作れるだけではなく、MOD(強化要素)を付加できるのも大きなポイント。
10Mピストルにロングバレルをつけて、遠距離を狙いやすくしたり出来ます。
ジャンク品が唯のゴミではなくなった
上記クラフト要素の素材は、今まで唯の環境演出要素でしかなかった、アルミ缶や空のビンなどを分解して取り出すことができます。
アルミ缶→アルミ、空のビン→ガラス・・と言った具合にです。
もはや、アブラシオクリーナーなどのジャンクはセーブデーターを圧迫するゴミではありません。
宝の山ですので、片っ端から回収してワークベンチにぶち込みましょう。
拠点を作成できる
荒廃したボストンには、かつて人が住んでいたであろう町の跡などが点々としています。
今作では、これらを復興して人を住まわせ、拠点とすることが出来ます。
多数のジャンク品が必要ですが、一度滅んだ町を復興していくのは何とも言えない喜びがあります。
序盤はサンクチュアリを復興すると楽です。
イベントで住人を5人勧誘できますので。
・多数のパーク
一つのスペシャル(ステータス)につき、10のパークがあり、スペシャルのレベルによって取得できるパークが変わります。
また、レベルアップ時のパークポイントを使ってスペシャルを上昇させることが出来るのもいい点です。
激しいトレーニングのパークを取る必要がありませんw
ちなみに、ちゃんと1レベルごとにパークポイントが1もらえます。
NVのように、偶数レベルごとに1ポイントとか言う、わけの分からない仕様ではありませんのでご安心ください。
評価できない点(前作からの変更点)
NPCがコンパスに表示されない
前作とNVまでは右下のコンパスに、敵対するNPCは赤色、友好的か中立のNPCは白色の縦棒が表示されていました。
今作ではそれがNPCと敵対しない限り表示されません。
遮蔽物の無い草原を旅するならまだしも、荒廃した都市を旅するゲームですので、建物の影に敵が潜んでいないとは限りません。
私は、敵対NPCの奇襲を防いだり、敵の数を確認して持っている武器で倒しきれるのか判断する指標に使っていました。
この変更により、私にとってのPerceptionパラメータは、パークを開放するためだけのものとなりました。
・パワーアーマーの仕様変更
前作までのパワーアーマーは、専用パークという面倒なものはあっても、高い防御力と放射能耐性を持った有用な防具でした。
今作ではこれが大幅に変更され、何と、常用には「フュージョンコア」なる燃料が必要となりました。
無論行動するだけでバンバン減っていきますので、ここぞと言う時にしか使用は出来ません。

公式の設定では、マイクロフュージョンパックを使用しているはずですが・・・。
しかも、T51bパワーアーマーにいたっては、100年は稼動できるのに十分な燃料を運搬できると設定されています。
序盤でパワーアーマーを取得するミッションがありますが、そこでさも当然のようにフュージョンコアの説明がされます。
だから、過去の設定ではそんなもの使ってないっちゅーに。
突っ込んだのは私だけではないと思います。
どう考えても「面倒になった」だけで、有用性を見出せません。
私のパワーアーマーは、拠点で埃を被っています。
シューティング要素のあるRPGから、RPG要素のあるシューティングへ
コンパスの仕様変更により、敵が奇襲し放題で、RPGではなくなっています。

頼みのVATSは、「完全停止ではなくスローモーションになる」という誰得な変更を受けてしまいました。
こんなの他のシューティングゲームにあるバレットタイムと変わらないんじゃ・・・。
デスクロー先生にいたっては地面から穴を掘って登場されるので、流石に笑ってしまいました。
デスクロー先生は「カメレオン」ですよ!
自分達で作った設定を忘れているとしか思えません。
面白いところ星5+残念なところ星1により、間を取って星3とさせていただきました。
変更された点に挙げた要素が無ければ、文句なしで星5を付けていただけに、変更点が残念でしょうがないです。
地下からの奇襲はモールラットも頻繁に行ってきますので、注意が必要でしょう。
今、楽しくプレイできているのは、思い出補正によるところが大きい気がしてなりません。
コンパスに敵が表示されないからビクビク、奇襲を受けないか地面を気にしたり。
何でこんなことしたんですかね、本当に。
上記の残念な点は、アップデートで改修出来るなら即やってもらいたいぐらい気に食わないです。
次回作に警戒しないといけない出来になるなんて・・・。
次回作は本当に注意して情報を集めて、更にRPGから離れてしまっているようなら、もう購入することは無いと思います。
ハイ、この人はAmazonレビューの1番有用性が高いレビューを書かれた方のモノです。
良い点はよく挙げられる通り
  • 豊富な武器のカスタマイズによりジャンク品の存在意義が生まれた。
  • パークも沢山。
  • レベルは無制限になったのでやり込み要素タップリ。
  • 拠点制作で村作り街作りができちゃう!
といったところでしょうか。

ただし、悪い点
  • フュージョンコア要素が面倒でパワーアーマー劣化した上に使いづらくなった。
  • VATSがスローモーションになりVATSちゃうやん…
  • NPCが非発見時表示されない
  • デスクローさん設定無視の地中から召喚
などがあげられていますね。このNPC非発見時表示されないということと、VATSがスローモーション化してしまった事で、シューティングRPGではなく、RPGのシューティングゲーになってしまったと、的を射た発言をレビュー内でされています。

例をあげるならば、建物に入ってグールの声は聞こえるが、どこにいるか、何体いるか分からない状態で進むということで、fallout3などで出来た「ココ敵多すぎィ!!後で来よう(´・∀・`)」ってことが出来ないのです。
よく言えばリアル寄りに、悪くいえばゲーム性が減ったとも取れるでしょう。




とはいえでも、私は一時間遊んだ感想はfallout3から順当に進化し過ぎて、あんま弄らないようにしたのかな…
と思う程で、今作から始める人にとっては全く問題ないですし、シリーズファンの方も世界観やストーリーはあのままを楽しめるので、ぜひ買ってほしい。

だが、ベセスダ製falloutの魅力はいくつか減っており、他のゲームにもあるような要素が追加され、オリジナルな要素(エイムせずに慎重に戦えるVATS、あくまで銃をつかったRPGを重視)は薄まった。と言えますね。

どこぞの人も言っていましたが、ベセスダは未来永劫fallout3は超えられない。完成されたシステムと世界観だった。ということでしょうかね。

Fallout 3: Game of The Year Edition (輸入版)

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