JukeboX

JukeboX

木から落ちたリンゴは元には戻らない

MENU

人気ゲームシリーズの終わりを考える。

どんな人気タイトルも終わりはいつか来る。
そもそもゲームジャンル自体も永遠に続くかは定かではない。

そこで今回は人気シリーズの終りについて、結構考えてみた。


⑴ドラゴンクエストはXⅠで終わる

ドラゴンクエストX オールインワンパッケージ(ver.1+ver.2+ver.3)」

ドラゴンクエストX オールインワンパッケージ(ver.1+ver.2+ver.3)」

言わずとしれたドラゴンクエスト。このシリーズは11で終りをむかえます。
なぜならドラゴンクエスト生みの親「堀井雄二」さんとすぎやまさん、鳥山さんの年が結構ヤバイからです。
この3人が一人でも欠けると、途端に崩れてしまいます。なぜなら今までこの3人が関わらなかったナンバリングタイトルが一つもないからです。
ドラゴンクエストXはもう、ストーリーには関わっていないのかも知れませんが、「ドラゴンクエスト」という名にふさわしいモノを作った三人がいないのは致命傷。
誰かが欠けても藤澤仁さんを筆頭に続きます。9のディレクターは藤澤さんでしたね。
その後も12、13と出していくでしょう。
ですが、売れるものの、方向性が乱れるorドラゴンクエストじゃなくなっていく…という可能性が濃厚。
ホントにあの3人にドラゴンクエストは支えられています。人気シリーズなのでXⅠで打ち切りってことは無いでしょうが…どこまで続くか…



⑵バイオハザードは永遠に続く

バイオハザード5 オルタナティブ エディション PlayStation 3 the Best

バイオハザード5 オルタナティブ エディション PlayStation 3 the Best

バイオハザード。これも人気シリーズであり、CAPCOMの一番の花火。毎年、HDリメイクやら外伝を飛ばし、売上は安定している。
海外ウケもよく、CAPCOMもそれは分かっているようだ。サバイバルホラーというジャンルのパイオニアであり、TPSの王道を行ったゲーム。新作が出れば勿論売れる。(今のところ5が一番売れた)
ストーリーが永遠に続けられる上、こんな美味しいタイトルを捨てるわけにもゆかず、ゲーム内で共通の登場キャラクターがいるので、ファンもついてきやすい。
飽きられてしまえば終わりだが、確固たる地位を持っており、バイオ専用席が出来ている。
よって飽きられない限り続いていく。映画が終わってからもどーせ新しい映画するんでしょっていう。


⑶FFは絶対終わらない

Final Fantasy Xv

Final Fantasy Xv

ファイナルファンタジー零式 HD 初回限定特典「FINAL FANTASY XV 体験版」同梱

ファイナルファンタジー零式 HD 初回限定特典「FINAL FANTASY XV 体験版」同梱

スクエニというゲーム会社が潰れない限り、恐らく最後まで残り続けるIP、それがファイナルファンタジーだ。
FFとDQとKHはスクエニの3本の柱というが、FFが一番シリーズを通して、ストーリーの一貫性はなく、システムも変わってきた。
常に時代と共に変化してきたFF、驚異的なCGには各年代の人々は驚かされただろう。ディレクターも変わっており、ジブリの映画にように監督ごとの色が出る。共通したタイトルとナンバリングが移っていくが、各作品それぞれが、個々に究極まで完成されており、面白さが毎度新しいのだ。シリーズが抱える最大の難点、マンネリ化を防いでいる。つまりは今後も続けていくことが出来るし、世界中でバカ売れしてくれるので困らないのだ。


⑶KHはXで終わりそう

Kingdom Hearts 2.8 HD Final Chapter Prologue

Kingdom Hearts 2.8 HD Final Chapter Prologue

まず3が出るのに15年以上かけるとんでもないシリーズ。当時の小学生は今は社会or大学生である。ディズニーとスクエニキャラと織り成す豪華すぎるシリーズは世界中にファンを持つ。
ストーリーは強くつながっており、シリーズファンは楽しいが新規参戦で3から始めると「は?」となってしまいがちだが、アクションとゲーム性でカバーしている。3までは「ダークシーカー編」という主人公ソラの壮大な物語の一部だという。でも、そんなキングダムハーツ単純計算でIXまでに45年以上かかる計算。
ディズニーが続けさせるかスクエニが続けさせるか、いずれにせよXはkeyともかかっているので終わらせるには丁度いい数字。だが野村氏の気分次第でもある。

⑷MGSはもう終わり

MGSのファンというよりか「小島監督」に惹かれたファンや一連の騒動を知ったファンはもう買いません。でもMGSシリーズ自体が好きな人はもし仮に6が出ても買うと思いますし、5程ではなくてもそこそこ売れそう(スマホだと特に)。
コナミはシリーズ潰しと言われていますので、まず続編が出るのかも危ういので、もう終わり、ということにしました。


⑸GTA&CODは絶対終わらない

【PS4】コール オブ デューティ ブラックオプスIII

【PS4】コール オブ デューティ ブラックオプスIII

前者は他とは一線を隠す、ゲームというクラスの問題児であり異端児、幾度となく物議を醸した。そのカリスマ性もあってか総売上額は凄まじい。後者はFPSというジャンルの人気を加速させたモノ、世界中に廃人を生み出し、毎年賛否両論あれど売れていくし、この勢いは他のFPSが追いつくことはないだろう。売上がそう言っているんだ。
この二つは終わらない。人気は続いていくし、飽きさせない作りと開発額の量が物語っているのだ。


⑹falloutやTESは20年以内に終わる

Fallout 4

Fallout 4

FO4をやった人なら思う、「あんまFO3と変わらないなーやってること。」
と思ってしまう、グラフィックが上がったくらいでゲーム自体の密度は変化はあれど変わっていないのだ。「自由度の高さ」で勝負を挑みたいなら右に出る者はいないが、やってることが短調なのだ。だからこそ雰囲気やmodで盛り上がるし売れているし人気だ。これらはドットハワードという1人のディレクターが統制しているのもある。彼が欠けて次第に世界観が崩れていったら終わりだ。
確かに長く遊べるゲームだが、新要素を加えるネタがなくなってもおかしくない。特にfalloutは6まで行く頃には…と不安である。







書いてて思った

ゲームもあるカリスマ性のあるディレクターによって作られた作品。その人がいるから上手く作れているというのはある。それは開発側もファン側も同じ。つまりゲームはゲームそのもの以外の付加価値のブランドが働いているのかもしれない。